全国の

小中学生の学力テストで、秋田県がトップに。規則正しい生活が秘訣だとか。だが・・・・・。「学力テストでの優秀な成績」と、「規則正しい生活」。どちらも社会に出たら、不要なものだ。


 子供の時に学校で勉強したことがそのまま役に立つのは、学校の先生か塾の講師ぐらいだ。ほとんどの大人は、学校で必死に勉強したことと今の仕事とのギャップに呆れているはずだ。そういえば、小6の時、将来何になるかと聞かれて、「学校の先生」、と答えた記憶がある。本能的にこのことがわかっていたのだろう。さすがはワシだ。


 社会に出たら、ほとんどの人間は「不規則な生活」を強いられることになる。子供時代の「規則的な生活」にこだわる人間は、「職場に適応できていない」という烙印を押されることになる。


 学力テストの成績が第一と考えるのは、学校の先生の世界観に過ぎない。秋葉原の無差別殺人事件の犯人は、子供時代、優等生だったという事実を忘れてはいけない。