仙谷官房長官の


自衛隊暴力装置」発言が問題になっているが・・・・・・。


 彼は当たり前のことを言っただけだ。軍や警察の形で暴力を独占的に保有し、必要に応じてこれを行使することによって、国家は初めて国家たりうる。もしも国家以外の組織や個人が、国家以上の暴力をふるうようになったら、国家はどうなるか。イラクアフガニスタン、そして、麻薬戦争が続くメキシコ・・・等の例を見れば明らかだ。


 この発言は自民党の丸川議員との質疑応答の時に出たものだが、「暴力」という言葉に過剰に反応するのは、テレビ朝日時代以来の彼女のクセなのかもしれない。次の総選挙では間違いなく自民党が勝つだろうが、看板議員がこれでは先が思いやられる。


 「暴力装置」の自覚を自衛隊員や警察官が持っていないとしたら・・・・・・。この発言よりもそっちの方が問題だろう。