宮崎勤が

処刑されたという。


 気になるのは、先日の秋葉原の事件との関連を指摘する声があることだ。つまり、鳩山法務大臣は、オタク系の犯罪者予備軍に対する見せしめとして、今回の死刑を命じたのではないか、という説だ。


 この説が正しいとしたら、問題だ。宮崎勤の連続幼女誘拐殺人と、先日の歩行者天国にトラックで突っ込んで無差別に人を刺した事件とを、どうして同列に考えるのか。


 政府がこのような底の浅い考えしか持ち合わせていないのだとしたら、頼むに足りない。自分の身は、自分で守るしかない、ということになるだろう。