週刊誌などの

マスコミが、秋葉原の大量殺傷事件の被害者をケータイで撮影した人たちを、「気味の悪いアキバ系」などと非難している。ふだんの自分たちの仕事ぶりは棚にあげて。


 これは、秋葉原に限った話ではない。現在、だれもがカメラ付きケータイを持ち、相当な割合の人が自分のブログを持っているし、You Tubeに投稿することもできる。つまり、あらゆる人がマスコミの役割を果たせるようになってしまっている。このような現実の下では、倫理というものも、変化せざるをえないのではないか。


 もしかしたら、大事件の現場を一般人が撮影するのが非難されるのは、今回が最後になるかもしれない。