蘭妖子コンサート

「さようならパパ」を観る。

 師の寺山修司と違って、岸田理生の詩には、突飛なレトリックやイメージが出てこない。J・A・シーザーの音楽も、普段と違ってあっさりした感じ。でも、これはこれで、悪くない。蘭さんが、詩の中の16歳の少女に同化していくのは驚異。

 「マテオ・ファルコネ」って、小説だっけ?小学校の道徳の教科書に載っていたような記憶があるけど、よく考えてみたら、あんな話が教科書に載るわけがないのにゃ。