アンダースピーチ


 マン画家のろくでなし子さんに、検察が罰キン80マン円を求刑、か。


 やはり、性急だったか。女性器の地位向上のためには、もっと違ったヤリ方もあるのではないか。


 たとえば、最近の新幹線は、実にヒワイなカタチをしている。ワシの目には男性器にしか見えないが、警察に取り締まられることはない。あのカタチでなければならない必然性があるからだ。
 女性器の場合も芸術性ではなく、まずはこのような膣、いや、実用性の面から、一般への浸透を図るべきではないか。


 たとえば、こんな製品を出してはどうか。トースターの上の部分が大陰唇のカタチをしていて、パンが焼けるとそこから勢いよく飛び出してくる、とか。もちろんモロに大陰唇というわけではなく、そんな風にも見えるという程度にボカシておく。このような地道な取り組みが、必要なのではないか。