新宿へ

映画「実録・連合赤軍」を観に行く。


 観ていて忠臣蔵を連想した。終末に向かって、「ソーカツ」によって仲間がどんどん減っていく様は、仇討ちを前に赤穂浪士が脱落していくのと似ている。また、細かい理屈をつけて暴力を振るう体育会的な陰惨さは、良くも悪くも日本人の心性にアピールする。


 連合赤軍の物語は、将来「古典」になるのではないか。いつか、大河ドラマになる日が来るかもしれない。