アニメ

ちょこッとSister」にからんで、みっくすJuiceが話題になっている。千和ちゃん演じるアイドルが、みっくす時代の彼女自身を彷彿とさせる、というのだ。


 前にネット・ラジオで、休みの日にずっと椅子だったか机だったかに座ってぼーっとしていたことがある、と言っていたが、おそらく千和ちゃんは声優一本槍の職人で、それ以外のことはあまり気にしない、したくない人なんだと思う。
 対照的なのが真琴を演じた森永さんで、彼女は声優も、アイドルも、アングラ演劇も、ロックも、すべて「自分の表現」として矛盾なくとらえられる、根っからのパフォーマーだ。


 今回のアニメに何か特別な感慨を千和ちゃんが持ったとは、私には思えない。何しろ彼女は、職人なのだから。


 みっくすJuiceの他の二人は、当時自分たちをどう思っていたのか。何か葛藤があったのではないか。はっきりとはわからないが、二人とも酒飲みだ、という事実をここでは指摘するにとどめておく。