11月9日

夜7時半より、初台DOORSにおいて、月蝕歌劇団の公演「花と蛇」の出演者最終公開オーディションが行われる。

 
 来年8月の紀伊国屋ホール公演については、前に一度書いた。その前に、別の大きな山がある。それが2月の本多劇場における「花と蛇」だ。入場料がすでに発表されているが、S席5700円、A席5200円、B席4500円と、本多劇場では異例の高額だ。大人計画でも5000円くらいだろう。初登場の月蝕には、かなりの冒険だ。
 
 公演が成功するかどうかは、ふだん劇場に足を運ばない、いわゆる「好事家」の人たちをどれだけ呼べるかにかかっている、と思う。それには、言葉は汚いが、それなりの「タマ」を用意しなければ。私もとりあえず今回のオーディションを観て、本番も観にいくか決めるつもり。

 
 入場料は1ドリンク込みで当日3100円。審査員は演出の高取英、音楽のJ・A・シーザーのいつもの両氏に加え、原作者の団鬼六氏、コラムニストの中森明夫氏ら。