来年はきっと


 忘年会で、仮面女子をアレンジした 「 お面男子 」 というのを披露しようとしたんだっぴゅ。両手に天狗のお面を持っているだけの全裸で舞台に立ち、音楽に合わせて両手を激しく動かす。もちろん、顔と局部はお面で隠すんだっぴゅ。


 この1か月銭湯に通って、「 なーつーだーからー 」 と口ずさみつつ、鏡の前で練習してきたんだっぴゅ。でも、本番寸前で 「 わかったから、やめてくれ 」 と社長に懇願されて、断念したんだっぴゅ。絶対に局部を見せない自信はあったのに。


 いつでも、イノベーションというものは困難なんだっぴゅ。