空港で


危険物探知のために行われる、ボディタッチが問題になっている。だが・・・・・・。


 まだまだ手ぬるい。この程度では、とても空の安全を守れない。無作為抽出では話にならないし、もしもアナルやヴァギナに爆弾が仕込まれていたら、どうするのか。


 こうすべきだ。空港内に、検査のための特殊な浴場を設ける。そこで乗客は全員全裸になり、係員のチェックを受ける。乗客をリラックスさせるために、係員も全裸になる。乗客に苦痛を感じさせてはならないから、係員は手にオイルを塗って、乗客の全身を愛撫するようにチェックする。円滑な検査のため、この時多少性的なサービスが行われても、仕方ないだろう。ボディタッチよりも、むしろボディ洗いの方が、細かいチェックができて効果的だ。また、別途料金を払えば、乗客は好みの係員を指名できる、ということにしてもいい。


 あくまでも公的な検査なのだから、当然風営法の適用外になる。大きな空港になるほど係員の人数も多くなり、地域の雇用に及ぼす影響も大きくなる。また、この検査めあてに来日する外国人も多いだろう。彼らは言う。「 日本のエアポートは、ラヴポートだ 」、と。まさに、新たなるビジネスチャンスだ。