いよいよ


耳かき店の従業員を殺した犯人に、判決が下される。だが・・・・・・。


 そもそも耳かき店のサービス内容に問題はなかったか。耳をかいてもらうだけでは、客のモヤモヤが増すばかりだ。


 やはり、ヌく要素は不可欠だろう。たとえば、「耳をかいてもらいながらマ○をかく」、とか。そうして、客の欲棒を充足させる。


 さらに、従業員による言葉責めが加わる。「・・・・・・えっ。これだけ? 勃○して、これだけなの? 耳かき棒以下だわ。よくもまあこんなみすぼらしいモノを、人前に出せるわね。これだけ細いと、イクのもさぞかし早いでしょうね、このニワトリ野郎が」、などと、さんざん罵倒され、しまいには自分の耳カスとザー○ンの混ざったモノを舐めさせられる。


 このような、禅僧の苦行のようなプレーをすることによって、客の人格は更新され、もはや犯罪が起こる余地はないだろう。