この不景気に

「ホームレス中学生」に続いて、「ホームレス大学生」が出版されるという。

　本の内容はポジティヴなものなのかもしれない。だが、本のタイトルから受ける印象、そして、実際に本を読む人よりもタイトルを見るだけで終わる人の方がはるかに多いという事実を考えると、やはり、この時期に出すのはどうなのかな、と思ってしまう。

　世間が今必要としているのは、「ホームレス大学生」ではなく、「トップレス高校生」だ。もちろん本ではなく、最初から映像作品として制作する。主演は藤原○香以外に考えられない。年齢的に、こういう役を演じる最後のチャンスになるだろう。プロデューサーは、このまま脱がずに終わっていいのか、と必死に説得すべきだ。

　・・・・・などと書く方が、よっぽど世の中を元気にすると思うが、どうだろうか。