夏は


日本人が戦争について考える季節。テレビでも関連番組が数多く放送される。


 深夜にNHKの地方各局が制作した番組を、3日続けて見た。南方でのアメリカ軍との戦闘で、当時の帝国陸軍の将校が、弾を一発も撃たずに銃剣で突撃する、日露戦争以来の白兵戦に固執したのが印象的。アメリカには銃文化があるが、日本には刃物文化がある、ということなのか。それが現在に至るまで残っていて、数々の事件の背景になっているのかもしれない。


 こうした戦争番組は、すっかり年中行事になってしまった。このような番組が、必ずしも戦争に対する関心につながるとは限らない。年中行事は年中行事として一人歩きしてしまって、その時限りのものになりがちだから。・・・・・などとブログに書くのも、年中行事になってしまった。