青い部屋へ

function code();の企画ライヴ「the ORPHANAGE」を観に行く。


 なんと、1時間押し。こんなに待たされたのは、5,6年前の毛皮族の公演以来にゃ。でも、中に入ると森永理科にゃんこが、お客様ひとりひとりにアップルパイを分けてくれたにょ。


 今回が自主企画のスタート。オーソドックスなハード・ロック・バンド、過剰なまでにテクニカルなバンド、逆に、テクはないがムードの作り方がうまいバンド、と、観ていて飽きなかった。
 トリはもちろんfunction code();。曲は、「BETTINA」、「UNDER THE RED DRESS」、「LORELEI」、「行方」、「ALICE IN BROKEN WONDERLAND」、「OVER THE END」、「HEROINE」の7曲、だったと思う。「行方」をプレイしたのはいつ以来だろう?
 曲を聴いていて、このバンドは実に困難な逃避行を続けている、と再認識したにょ。つまり、「ありきたり」から逃れる、という。この旅の結末はどうなるのか、見届けたいね。


 本来シャンソンのためのハコなので、照明がシンプル。スピーカーも小さい。そして、ステージ奥にはピアノが。実際にそれを弾いたのは、マツオカ氏だけだったにゃ。


 第2回もここで、9月28日に行われる。