映画の

字幕に「ソ連」や「ナチス」が出てきても、何のことかわからない若者が増えているという。


 映画業界では、字幕に読み仮名を振ったり、吹き替え版を上映したりして、対応しているという。だが、そんなことをしても、わからないものは、わからないのではないか。「ナチス」という文字を読んで何のことかわからない人は、「ナチス」という音声を聞いても何のことかわからないだろう。


 わからない人に優しくする必要はない。ほったらかしにして、「わかるようになりたい」という彼らの意欲に賭けるべきではないだろうか。