フライデーの続き

 例の「花と蛇」の記事はウソだらけ、と三坂知絵子さんがブログに書いている。特に、「演出家から叱られないと納得できない」なんて言っていないし、そんな役者はダメだと思う、と強調している。


 ひどい話だとは思うが、虚構の中の「もうひとりの三坂知絵子」が生まれた、と考えればいいのではないか。記事を読んだ人の想像の中では、Mの三坂知絵子が演出家に怒鳴られながら稽古をし、本番を迎える。それから、彼女は・・・。


 ふたりの三坂知絵子のうち、どちらが遠くまで行けるだろうか。