「いぬかみっ!」問題を考えるっ!

 卓球世界選手権の放送時間延長のために、深夜のアニメを録画しそこなった、という理由で、何者かがテレビ東京に人骨(?)を送ったという。

 
 マスコミはこのアニメが「いぬかみっ!」らしい、と報じたが、そうだろうか?録画しそこなったからといって、このような直接行動に出る類の作品ではない、と私は思う。むしろ「いぬかみっ!」の後の「.hack//Roots」の方が、シリアスな内容から考えて、怪しいのではないだろうか。マスコミから取材を受けたテレビ東京のスタッフが、故意なのかどうかは不明だが、「いぬかみっ!」だと示唆する回答をしてしまったんだろう。
 
 犯人はリアル・タイムで深夜アニメを見ていない、ということになる。つまり、それほどのオタクではないのかも。

 
 かつてテレビ東京は、湾岸戦争の最中に「ムーミン」を放送し続けたことがあったが、時代が変わってしまった、ということなのか。

 
 アニメを録画しそこなった時に何を放送局に送りつけてやるかを考えておくのも、ファンの心得かもしれない。「いぬかみっ!」の場合は・・・・・。犬のフン、かな?実際に送るかどうかは別として。

 
 もしかしたら、「いぬかみっ!」の内容は、だんだんハードになっていくのかも。薫様の唯一の犬神を目ざして、血で血を洗うバトル(何だろう、ラッシー・ゲーム?)が繰り広げられる。命を懸けて止めようとする啓太とようこ。テレビ東京は、放送時間の変更にますます神経を使わなければならなくなるかも。