てんてんてん てんてんてん

 万有引力の「草迷宮」を観る。

 平日だが、駒場エミナースは9割の入り。映画「草迷宮」の音楽はアコースティックな感じだったが、演劇ではそれと交互に大音量のハード・ロックが流れる。舞台の上手には、例によって、J・A・シーザーが。あと、寺山作品によく出てくる毬つきの少女。月蝕歌劇団ではひっそりとゆらめくような感じだが、ここでは万有独特の、スピーディーでカクカクした動き。久々の大島さんの歌もよかった。アングラ演劇で「大島」といえば、最近は月蝕の彼女だったが、まだまだ。
 1時間半が、2時間くらいの濃さだったにゃ。